たくさん悩んで決めたドレスやブーケ。せっかく気に入ったものを選んでもこれがダメだったら全てが総崩れ…。そう、それがブライダルメイクです。結婚式の当日、ゲストやカメラマンが撮影するのはやっぱり新郎新婦の顔。
今回はダサいブライダルメイクにならないためのコツを、私の実体験を交えてご紹介します。
目次
ブライダルメイクがダサくなる理由
ブライダルメイクは日常的にするメイクよりも濃いです。その理由は主に2つです。
・遠くからでも映えるメイクにするため
・豪華なドレスやアクセサリーに釣り合うメイクにするため
あなたに似合っていない、ただ厚塗りのファンデーション・濃くて太い眉・重ね塗りしたアイシャドウ・濃くまん丸に入れたチークといったように、ただ濃いだけのメイクにするとまるでおてもやんな「ダサいブライダルメイク」が完成します。
ダサいブライダルメイクにならないために大切なこと
私はヘアメイクリハーサルで仕上がったダサいブライダルメイクをした自分を見て、とてもショックを受けました。「なんで人生で一番綺麗になる日のはずなのに、全然可愛いと思えない顔で当日迎えないといけないの?」「今まで行った結婚式で、こんなダサい顔した花嫁いなかった」と、夫に話しながら泣いてしまったほどです。けれど、私は2回目のリハーサル(再リハ)をしてもらい、そこで満足のいくブライダルメイクにしてもらうことができました!
そんな私がダサいブライダルメイクにならないために大切だと思うことは2つです。
①ヘアメイクリハーサルでは満足のいくまで何度もやり直してもらう
②プロに任せすぎない
③メイク用品の持ち込みをする
それぞれについて詳しくお話しします。
①ヘアメイクリハーサルでは満足のいくまで何度もやり直してもらう
前提が抜けていました。まず、ヘアメイクリハーサルは絶対に絶対に絶対にやってください。そしてダサい、満足いかないと思った場合は、もう一度やってもらいましょう。
「プロのメイクさんに意見を言うのは申し訳ない…」「何度もやり直してもらうの申し訳ない…」
そう思っているなら、まずはその気持ちをなくしましょう。考えてください、結婚式の見積もり、今いくらですか?総額いくら支払いますか?きっと数百万円掛かっているのではないでしょうか。そしてブライダルプランナーさんをはじめ結婚式準備に関わってくれている方は全員、あなたの結婚式を最高の1日にすることが仕事です。メイクさんは、結婚式当日に新婦を人生で一番綺麗にするのが仕事です。その仕事を全うしてもらいましょう。
とはいえ、初めてのブライダルメイク、初めてお会いするプロのメイクさんです。気に入らなくてもその場で言えなかったり、家に帰って写真を見返したら気になってしまった、ということもあると思います。ましてや「ダサい」なんて、直接言えないですよね。その場合は、ブライダルプランナーさんに「ブライダルメイクが気に入らない。このまま当日を迎えるのは不安だ」と素直に相談して、2回目のリハーサル(再リハ)をさせてもらいましょう。先ほどもお伝えしたように、ブライダルプランナーさんはあなたの結婚式を最高の1日にすることが仕事です。不安に思っているあなたの気持ちを邪険にするようなことはしません。
再リハをしてもらうのと同時に、担当のメイクさんを代えてもらう相談もできます。でも一回目が結婚式の1週間前など直前すぎる場合はほかに空いているメイクさんがおらず、変えてもらえない場合が多いです。また直前すぎるとスケジュール的に再リハをすることも難しくなります。万が一に備えてメイクリハーサルは1か月前くらいにすると安心です。
②プロに任せすぎない
テレビに出ているような有名なメイクアップアーティストだったら、初対面でもとびっきり素敵なメイクをしてくれるかもしれません。でも結婚式場と提携しているようなメイクさんは、そうではない方がほとんど。あなたにどんな色が似合うか、どんなテイストのメイクが似合うかはすぐにはわかりません。だからある程度どんなメイクをしたいかを事前に考えてリハーサルに臨みましょう。
肌の質感(マットor艶感)、アイシャドウの色、リップの色あたりを最低限押さえておけば問題ないです。ただし、自分のしたいメイク=自分が似合うメイクとは限りません。そのためいくつかパターンを用意していくといいです。私は再リハする時に、質感・アイシャドウの色・リップの色は全て決めていきました。そしてメイクさんを信用することができなくなった私は、下地・アイシャドウ・リップなどすべてのアイテムを持参しました。メイクさんが自分好みのアイシャドウやリップを必ずしも所持しているわけではないと気付いたからです。眉毛も自分で描くことにしました。
おそらく、ブライダルメイクがダサいと感じているあなたは、普段からメイクが好きで自分で色々調べているのではないでしょうか?こだわりや、なりたい自分像があるからこそ、理想から外れたメイクをダサいと感じるのだと思います。
③メイク用品の持ち込みをする
「②プロに任せすぎない」でもお伝えしたように、メイク担当さんが必ずしもご自分の肌の色や意向にピッタリのメイク用品を持っているとは限りません。とくにベースメイク用品はご自身で持ち込むことがオススメ。私も一回目のメイクリハーサルで撃沈した直後にベースメイク用品を慌てて買い揃え、二回目のリハーサル・結婚式当日は持ち込みをしました。
おすすめベースメイク3選
コスメデコルテ|ザ スキン ミニマリスト
画像引用:楽天市場
the360.lifeで2021年化粧品下地部門でベストバイに選ばれた名品。光で飛ばして毛穴を上手にぼかしてくれ、素肌自体がキレイになったように見せてくれます。また、長時間うるおいをキープしてくれ、保湿力もGOOD!
チャコット|ラスティングベース
画像引用:楽天市場
崩れない化粧下地といえばコレ!汗や皮脂への耐性が抜群で、崩れにくさと補整力を兼ね備えた優秀下地です。こちらもthe360.lifeで崩れない下地ベストバイを獲得しています。お値段も手頃でオススメ。
ポール&ジョー|モイスチュアライジングファンデーションプライマー
画像引用:楽天市場
「まさにスキなしの実力」とあらゆるサイトで高評価を得ている名品。以前から大人気だったアイテムですが、2021年9月にリニューアル。塗りたての潤いを長時間キープしてくれます。さらにパールがきらめく華やかな艶肌に仕上げてくれるため、ブライダルメイクのベースとしてはピッタリ。
今回はベースメイクのオススメをご紹介しましたが、パーソナルカラー別にブライダルメイクにオススメのアイシャドウは「【ブライダルメイク用参考画像】パーソナルカラー別アイシャドウ特集」でご紹介しています。是非参考にしてください!
まとめ
最後に私が一回目のリハーサルでどんなダサい仕上がりになったかをお伝えします。
・すっぴんの時よりも毛穴が目立ち、ボコボコの肌になった
・ファンデーションの色が合っておらず、肌がくすんで顔色が悪い
・アイシャドウの色が濁って見える。クマみたい
・ほうれい線がいつもより目立つ
以上のことから、感想は「え?ダサい。どこのおばさん?」でした。最悪ですよね。本当に、このダサいブライダルメイクで当日を迎えなくて良かったと心から思います。
この記事を見ている皆様、どうか、人生で一番綺麗なあなたで、結婚式当日を迎えてください。
この記事がその一助となりますように。