「断捨離すると悪いことが起きる」は思い込み【人間は意識したものしか見えない話】

断捨離してから悪いことが起きるんだけど…大丈夫？？

KAKUNEさん

こんなお悩みにお答えします。

こんな人におすすめの内容

• 断捨離してから悪いことが起きて不安な人
• 断捨離の悪い噂を聞いて躊躇している人

こんにちは。ひょんな事から「トランク1つ＋ホテル生活」をしているTEEです。

今回は自分の「断捨離の経験」と「脳の仕組み」を踏まえて「断捨離すると悪いことが起きる」は思い込み【人間は意識したものしか見えない話】というテーマでお話します。

このブログでわかること

• 断捨離で悪いことが起きるのは思い込みな理由
• 人はRASという脳の仕組みで情報を選んでいる話

「断捨離すると悪いことが起きる」は本当？思い込み？

断捨離をすると、「運気が変わる」とよく言われます。その中で「良いことが起きる」人もいれば、「悪いことが起きる」人もいるでしょう。断捨離の結果の「良いこと」も「悪いこと」も全ては人間の認識がつくり出した「思い込み」に過ぎないと僕は思っています。

結論、今皆さんが「断捨離すると悪いことが起きる」もしくは「悪いことが起きた」と思っていることは思い込みなんじゃないかな？と思います。

「そんなこと何の根拠に言ってるんだ！」と思われると思うので、少し僕の知っていることや経験談を通して「断捨離すると悪いことが起きる」は思い込みだと考える理由をお話しようと思います。

断捨離してから「悪いことが起こる」は脳の仕組みが原因

「断捨離してから悪いことが起こる」と感じている人の多くは無意識の内に自分から悪い出来事を探しにいっている傾向にあります。これはスピリチュアル的な話でも何でもなく、五感から入る情報で脳がパンクしないようにするための防衛本能（RAS：Reticular Activating System）があるためです。

RAS(Reticular Activating System）による思い込み

少し気になったと人もいるのでここで少しRAS(Reticular Activating System）についてお話しておきます。

RASとはReticular Activating Systemの略で日本語にすると「網様体賦活系」です。これは目の前に起こる様々な現実のどれを認識してどれを認識しないか振り分けるフィルターのことです。

引用：網様体賦活系（RAS) - RASとは？

簡単にいうと、「脳は情報を選んでいる」ということです。

先ほどもお話しましたが、脳は日々五感から入ってくる物凄い情報を処理しています。触覚・視覚・聴覚・嗅覚・味覚の5つからの情報です。脳はこれらの膨大な情報を刻一刻と処理し続けており、もし、RASシステムが脳に存在しなかった場合、瞬く間に脳はパンクしてしまいます。

パソコンで多くのプログラムを起動すると処理が重くなって、フリーズしてしまうのをイメージしていただければ分かりやすいかと思います。そんな脳のフリーズ状態を回避するために私たちの脳にはRAS(Reticular Activating System）システムが搭載されているわけです。

ネガティブになれば「悪いこと」ばかり！ポジティブになれば「良いこと」ばかり！

断捨離を始めてから「悪いことばかり起こるんだよ」と感じている人は、何かしらの理由からネガティブな思考に陥っている可能性があります。いかがでしょうか？基本的にネガティブな傾向はありませんか？

ネガティブな人はRASシステムにより、自分の身に起こる悪いことばかりが目に止まるようになり、良いことが目に止まらなくなります。その結果、悪いことが起こる理由を「断捨離」のせいだ！と根拠もなく思い込んでいるわけです。

逆にポジティブな人は、良い出来事ばかりが目に入るようになり、仮に悪いことが起こったとしてもそれが気にならなくなります。その結果、断捨離してから「運気が上がった」と錯覚するようになります。

結論、私たち人間はそもそも論の「思考の癖」によって、良いことばかりが目につくようになったり、悪いことばかりが起こると思い込んでいるわけです。

経験談から考える「断捨離との向き合い方」

冒頭でも少しお話しましたが、自分は「トランク1つ＋ホテル生活」の極端な断捨離生活を送っています。しかし、断捨離をしている普通の人と少し違う点があります。

普通、断捨離をする人は「断捨離するぞ！」という確固たる決意のもとに断捨離を始めると思います。

しかし、僕の場合は断捨離している認識が皆無でした。それどころか今の生活を始めて2ヶ月経ち、初めて自分が断捨離をしていることに気づきました。

僕の経験談から言うと断捨離をしても、良いことも悪いことも起こりませんでした。笑

厳密にいうと、どちらも起こっていましたがどちらも断捨離のせいだとは思いもしませんでした。

なぜなら僕のRASシステムは断捨離を認識していませんでしたし、悪いことや良いことが起こったとしても、そこに因果関係を想像する機会が全く存在しなかったからです。

ただ強いていうなれば、断捨離を知らぬ間にしていたことで「環境」が急激に変化して、自分の「行動」や「習慣」が変化したなとは感じています。

• 人との出会いが増えたり、
• 生活リズムが改善されたり、
• 逆に食生活が乱れたり

と色々なことが起こりました。でも、特に何も感じませんでした。結局、断捨離で「良いこと」が起こるとか「悪いこと」が起こるとかは、その人の気持ち次第だってことです。

運気をあげたい！と思いながら断捨離に挑戦すると、良いことが起こらなかった時に「なんで？」と感じるでしょうし、その逆も然りです。

運気を変えるために断捨離をするスタンスよりもライフスタイルに変化をつけるために断捨離をすることをおすすめします。

まとめ

「断捨離すると悪いことが起きる」は思い込み【人間は意識したものしか見えない話】はいかがだったでしょうか？

断捨離をするにあたって、「運気がどうこう...」という記事をネットでよく目にしますが、個人的には科学的根拠のない噂に右往左往する必要はないかなと思います。もちろん、断捨離と運気の因果関係が存在する可能性がないとは言い切れません。でも、不確定なことで一喜一憂していてはただ疲れるだけです。笑

断捨離は今までの自分のライフスタイルを変えると思って、運気なんか考えずにやれば良いと思います。

自分の経験を思い返して、断捨離の本質は「環境」→「習慣」→今までと違うことが起こる→「運気」という具合でライフスタイル自体が変化することにあると思っています。このことについては別のブログでまとめてあるので、もし興味のある方はこちらのブログも後ほど読んでいただければと思います。

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それでは、皆さん！また、別のブログでお会いしましょう！